鉄道旅行をするときに必ず利用するのが駅。ヨーロッパの主要駅にはレストランやカフェ、銀行やスーパーなどがある駅も増えてきています。鉄道を利用しなくても誰でも利用するこができ、市内のお店などが休日、深夜早朝など営業していない場合でも、駅のお店は営業している場合も多い。列車の乗り降りだけでなく、上手く駅の施設を利用して鉄道旅行を楽しみましょう！

インフォメーション

駅には鉄道インフォメーションと観光インフォメーションがあります。鉄道インフォメーションは列車のダイヤや運賃の案内、運休や遅延情報など鉄道に関する情報を得ることができます。観光インフォメーションでは、日本でいえば町の観光案内所、パンフレットが置いてあったり、ホテルの予約や町の観光案内を行っています。

待合室

列車の待ち時間に無料で利用することができます。国によっては入口でチケット確認をされるところもあります。

ラウンジ

空港のラウンジと同じようにドリンクや軽食などが無料で提供をされています。原則1等かつ普通運賃のチケット保持者が利用ができ、割引チケットの場合は対象外となります。1等の鉄道パス保持者の場合は、国によってはラウンジを利用することができますが、別途指定券が必要など国によって条件が異なります。フランス、イタリア、ドイツでは1等の鉄道パスを持っていても、ラウンジの利用をすることはできません。スペインの場合は、1等の鉄道パスと1等車の座席指定券（もしくは寝台券）が必要となります。

両替所

日本円から現地通貨に両替をすることができます。週末や早朝なども営業をしている場合が多く便利。ATMや自動両替機が併設されている駅もあります。

コインロッカー

荷物を駅に預けておきたい場合は、駅のコインロッカーが最も手軽に利用ができます。ただし、全ての駅にあるわけではありません。コインロッカーは日本のようにコインを入れて鍵を抜くタイプや鍵の代わりにカードが出てくるタイプ、暗証番号方式のものがあります。コインロッカーは原則硬貨で支払いとなるので、事前に小銭を用意しておくことをお勧めします。

手荷物預かり所

コインロッカーに入らない大きな荷物や数日間荷物を預けたい場合は、手荷物預かり所を利用しましょう。カウンターで荷物を渡し、利用予定日数を伝えて引換証を書いてもらいます。引換証の内容に間違えがないか確認をして、大切に保管をしましょう。料金は預ける際に当日分を支払いして、超過分は荷物受け取り時に支払いをします。営業時間外は荷物預け、引き取りもできないので必ず営業時間を確認しておきましょう。

トイレ/シャワー

トイレは、自動改札機タイプと出入口に係員がいるタイプがあり利用料は0.5～1ユーロ程度となります。また、長距離列車が発着するターミナル駅には、シャワーブースが併設されているところもあり、料金（トイレとは別料金）を払えば利用ができます。

※現地状況によってサービス内容や利用条件等が変更となっている場合がございます。必ず利用前にご確認ください。