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10.122021
ヨーロッパ鉄道の乗り方
日本とは違う??ヨーロッパ鉄道の乗り方とは?
ヨーロッパ旅行での移動手段として便利な鉄道。国内移動はもちろんヨーロッパは国が陸続きのため鉄道で複数国周遊されるかたも多いかと思います。そこで列車への乗り方やポイントをまとめてみました。
改札はありません
まずビックリするのが、基本駅には改札はありません。最近では 、一部の国や駅、高速列車では駅 に改札が設けられるようになりましたが、基本改札を通ることもなく直接ホームへアクセスすることが出来ます。改札がある場合はチケットを提示またはコードをかざして改札を通ります。
駅へ到着をしたら、まずは運行掲示板をチェック!
ヨーロッパの列車は、日本とは違い行先によってホームは固定されていません。駅の中央部分のコンコースなどにある運行掲示板で自分が乗車する列車の発車ホームを確認してください。出発ホームが表示されたら、プラットホームに移動しましょう。プラットホームに付いたら、列車案内番で再度確認をしましょう。案内番には列車番号、行先が表示されています。
列車編成表を確認
ヨーロッパは行き先が異なる列車を連結して運行されていることがあります。プラットホームにある編成表や列車案内板で確認をしましょう。編成表にはA,Bなどアルファベットの表示があります。これはセクターと言われるもので、ホームの位置を示しています。例えば乗車する車両がAの位置にある場合は、ホームのA付近に利用車両が停車をします。2つの行先の列車が編成されている場合、車内の車両同士で行き来ができない場合もありますので、必ず確認をしてご乗車ください。
乗車時に行先、クラスを確認する
車両に乗車する際に、乗降口にある行先案内板で行先、車両番号、クラスを最終確認して乗車をしましょう。
注)列車は自動ドアではなく、手動でボタンやレバーを操作してドアの開閉をする列車もあります。出発の際には発車ベルはありません。TGVなどは出発時刻の2分前にはドアが完全に閉まります。お乗り遅れのないようにご注意ください。
座席を確認
座席指定をしている場合は、オープンサロンは座席の上部枠や背もたれの部分、コンパートメントタイプは個室の入口にある座席番号を確認して座りましょう。
車内検札
鉄道チケットのチェックは、乗車後に車内検札が行われます。車掌が来たらお持ちのパスやチケットを提示してください。
降車
高速列車では車内案内板で次の停車駅やスケジュールなどを表示している場合もありますが、車内アナウンスや案内板がない場合も多いです。ご自身で到着時間や駅名などを確認して下車ください。